俺は陽那斗を横目で見ると、陽那斗は真っ直ぐあいつらを見ていた
怖がってる訳じゃなさそうだな
陽那斗が怖がってるならこの場を去るつもりだったが…俺は真っ直ぐあいつを見据え
「お前らに関係ない…消えろよ志音(シオン)」
陽那斗を隠したままそいつに告げる
『テメェも触ってんじゃねぇよ』
俺の反応を見た夜李も本格的に対抗し始めた
夜李に触ってた女は夜李の態度に怖がって志音に駆け寄り涙目でこっちを見る
『園上 志音(ソノウエ シオン)。奈央の許嫁ですわ。以後お見知りおきを。奈央~今日は失礼するわ』
陽那斗を睨みながらサラサラと挨拶して帰っていった

