蝶と龍


『陽那ちゃんお昼は?』
『お昼で帰るつもりだったから持ってきてない』

夜李は陽那斗の答えを聞くと陽那斗の前にもお皿とお箸を置き『どぉぞ』と言う


帰りたいから俺を探して俺の横にいたのか

「送って欲しいなら起こせ」

夜李の弁当をつまみながら陽那斗に言う


『気持ち良さそうに寝てたから…』

『陽那ちゃん優しいね』


よしよしって言いながら陽那斗の頭を撫でる夜李