この女目がヤバイ



「やめろ」
気付いたらその女の腕を掴んで殴るのを阻止していた


『あ゛?』

俺を知っていて睨み付けて来た奴はいない


こいつ俺の事しらないのか?



「ここは龍神の縄張りだ」

低い声で威嚇するように言うと
『だからなんだよっ』
そう言って俺の手を払う


『テメェの縄張りならちゃんと教育しな。力だけで支配してもダメなんだよ』

そう言うと賑わう人混みに消えていった