蝶と龍


『あいつ奈央に負けないくらい無愛想なんだ…すまないな』


千夏さんの申し訳ない顔を初めて見たな

『奈央で慣れてるから大丈夫ですよ千夏さん』

夜李の言葉に千夏さんは『そうだな』と笑いはじめた

気づくと6時を過ぎていたため、麗が切り出す
『では俺達は見回りなんで失礼します。』

『あら。ご飯食べてかないの?』

『すいません。今日は週に一度の見回りの日で…陽奈乃さんまた来ます。その時はおいしいご飯お願いしますね』


極めつけは麗のスマイルで二人の会話が終わった