蝶と龍


俺は兄貴が部屋に入るのを見届けてから風呂場に行った


シャワーを浴びてリビングにいくとやけに2階が騒がしい


チッ
陽那斗が起きるだろ~が


2階を見上げると都希の部屋が開いていた

都希か…


冷蔵庫から水を取り飲んでると由亜が降りてきた


『都希にぃどうかしてよ』

「直接言えばいいだろ」

『言ったけどダメだったの~』

俺の首にかかったタオルで俺の首を締めはじめた由亜


「わかったから離せ」


由亜は満足したのか『よろしく~』と言って部屋に戻っていった