ソファーから立ち上がり風呂場に行こうとドアに手をかけた時、ドアが開いた
ノックをせずに開けてしかも開けた本人がびっくりしてるからなおさら呆れる
『お…いたのか?』
「ここ俺の部屋」
『嫌…陽那ちゃんが…』
「陽那斗が?」
『可愛い寝顔を拝もうかと』
「………」
無言で睨みつけ鳩尾を殴ってやった
『ヴ…兄貴になんということを』
「これぐらいじゃ死なねぇだろお前」
しゃがみこみながら苦しんでる兄貴の胸ぐらをつかみ立たせる
「陽那斗に触れたら殺す」
『怖い怖い』
降参のポーズをとると自分の部屋に戻っていった

