『陽那斗ちゃん奈央に襲われないようにね?』
『変なことされたらおじさんに言いなさい』
『お兄ちゃんに気をつけてね』
3人の声を背中に陽那斗を立たせ俺の部屋に移動した
部屋に入ると陽那斗は昨日と同じ場所に腰掛け、俺はテーブルにタバコやら鍵やらを置く
『荷物どうしたらいい?』
陽那斗は自分の荷物を指す
「クローゼット使ってかまわねぇ」
俺は陽那斗が座る後ろを指す
『わかった』
陽那斗は腰を上げクローゼットにしまい始めた
俺は下だけスウェットに履き替え陽那斗の制服を紙袋から取り出しハンガーに掛け俺の制服の横に掛ける

