玄関をあけると陽菜乃さんが迎えてくれた
とりあえずあがらせて貰って、陽那斗には準備してこいと伝えて俺はリビングの千夏さんに挨拶しにリビングに入る
千夏さんはソファーに座りテレビを見ていた
俺は千夏さんの座るソファーの左側にあるソファーに腰掛ける
『びっくりした…お前人んちに黙って入ってくんなよアハハハ』
「陽那斗今日も俺んち止めます」
脳天気な千夏さんに俺は要件だけ告げる
千夏さんは笑顔のまま承諾をくれた
俺はタバコを出し火を付けると千夏さんは真剣な顔を俺に向けた
『陽那斗をしばらくお前んちで預かってくれないか?』
思ってもいない言葉に驚いた
『鷲宮組と近いうちに抗争が起きる。陽菜乃達は陽菜乃の実家にしばらく居てもらう。陽菜乃達の情報は隠してあるからばれることはない…奈央頼めるか?』

