蝶と龍


それが合図となり俺達に向かってくる女達


それをかわしながら一発ずつ拳を入れていく


俺が最初から目を付けてるのは一番奥で優雅に座っているあの女


あれが…ここの頭…姫野だな


すました顔しやがって

フッ

なかなか根性あるじゃねぇか


俺はあの女の所まで迷うことなく突き進む


俺が目の前までくると女は立ち上がり俺の顔に手を当てた

『あなたなかなかいい男ね』

手を滑らせながら俺の体を触ってくる


汚い手で触ってんじゃねぇ