「おっす。入っていい?疲れたし。」

「お、おはよぉぉ。入って?」


なんとなく緊張してしまう。


「ん?どうしたんだょ。なんかあったか?」

私の異変に気付いて、弘将が覗きこんできた。


「あ、あのさ………」


「ん?」

「この前、渋谷のレストランで一緒にいた人、誰?」