拓巳と俺は毎日のように学校を


 サボっては2人で遊んだ


 酒も煙草もやっていた


 たまに飲んでるところや喫煙している


 ところを見つけられ補導もされた


 俺と拓巳はしばしば鑑別に送られたりもしていた


 けんかもした。


 街で歩いていると男たちが声をかけてくる


 最初は負けたりもしていたが


 慣れるにつれ負け知らずになっていた


 そして俺らはその街で有名になっていった


 俺らを倒そうと違う街からわざわざ来るやつもいた


 けんかをしたときの俺ら流のルール。


 負けたら持ち金全部渡せ。


 一度負けたら次は死のみ。


 負けたやつは一生パシリ。


 かなりの無茶振りだ。


 それに実際考えたのは拓巳と俺じゃない。


 持ち金は俺らだが残りはかってに


 誰かが作ったルールだ。


 ある日、俺と拓巳はいつものように


 遊ぼうと待ち合わせをしていた。


 でも、拓巳が何時までたってもこない


 ケータイに電話してもでない。


 不安に思った俺は拓巳の家へと


 走った。