*・:ゆめの雫:・*

 こんな時間に誰だろう?

 時計はもう7時をまわっている

 集金の人かなぁ?

 そう思い、ドアをゆっくり開け

 隙間から外を覗いてみた

 するとそこには上下黒いジャージを

 着た長身でイケメンな

 おじさんが立っていた

 私がボー然とおじさんを見つめて

 いるとそのおじさんは突然勢いよく

 話し始めた

 「夢ちゃーん!ホントママそっくり

  だなぁ!びっくりしたよぉ!こりゃ

  期待ができるなぁ」

 おじさんは目をキラキラと輝かせながら

 そう言った

 突然の出来事に私の頭の中は?マークで

 いっぱいになっていた

 そんな私をそっちのけでおじさんは

 またペラペラと話し始めた