─ちょうど時を同じくして。

猛火もまた、会議を開いていた。


『近々舞蝶が攻めてくるかもしれない!だが俺達はNo.1だ!絶対負けるな!いつ攻めてきても受けて立つ!』
『『『『『はい!』』』』』

普段の落ち着いた空輝の声とは違い、
低く。
熱い。
その声。

普段のポーカーフェイスとは逆に感情を表にしたその表情。


それは、猛火5代目総長。

鋭く、冷たい。
そんな表とは裏腹に優しく熱い。
──────猛冷-Mourei-。

    -舞い、目撃-Maigeki