倉庫に着き、緊急会議を開いた。 


『てめぇら良く聞きな!相手はすぐそこにいる!体制を整えていつでも攻められるように準備しな!』

『『『『はい!』』』』



ムンムンと熱気に包まれた部屋のなか、紅一点。
舞姫の姿がはっきりと、美しく映えていた。

『第一系列は攻めとあたしと轟のサポートに徹する事!第二系列は周りの雑魚を!第三系列は護衛!第四系列は監視だ!以下あたしの指示に従いなッ!』
『『『『はい!』』』』


指示する姿は誰の文句も許さない堂々としたもの。 
仲間を思う気持ちは誰よりも熱く、そして儚い。 
誰よりも強く弱い。
それが舞蝶6代目総長。