お父さんがあまり来なくなった…。しかも知らないおじさんがお母さんに会いに来る…。そんな時、お父さんとお母さんのケンカ…さきちゃんは見ては行けない光景を見てしまった。

必死で声を殺し、ベッドへ…。それから3人はお父さんの所へ。一番上のお姉さんはお母さんの所へ…まださきちゃんには理解できなかった。しばらくするとお姉さんも戻って来た。

でもお母さんは戻らなかった。一番甘えたい年頃…誰に甘えるの…。

お父さんも何か少し変わった気がする…。

でもさきちゃんのおじいさん、おばあさんはたくさんの愛を孫達にくれたわ。
忙しい時は家政婦さんも雇って孫達を育ててくれた。
さきちゃんも寂しいと考える暇も無いぐらい可愛がってもらってたわ。

でも残酷にも、先に天国に行くのは、おじいさん、おばあさん…さきちゃんには受け止める事が出来ない現実が遂に来た…。