む☆げん愛



吉井君のクリックリッの目が必死に訴えていた。





「わかった…。」





『ハハ…よかった。』





そう言って笑う吉井君の笑顔は

太陽のように眩しくて、女の子にモテモテな理由がよくわかった。





『じゃあ今日は、横尾さんに教えてもらう事にしよう』






「なっ何を?私が吉井君に教えれる事なんてなにも…」





『あるじゃん!俺、横尾さんの事が知りたい。』






目尻を少し下げて、ハニカミながら笑う吉井君。






――――王子様だ!――――――