「ただいま…」 リビングに流れる重い空気。 対面式のソファに座る両親と旬。 「なになに?どーしたの?」 空気をやわらげたくて、軽く言った。 『これを…見てちょうだい』 母親がテーブルに目をやる。 テーブルの上には茶封筒と数枚の写真。 「これ・・・」 旬に目をやるが、うつむいたままだ。