『あの…早くどいてくれないかな?…反応しちゃうんだけど…』 (??反応??)意味がよくわからなかったが、私は慌てて体を起こす。 「ご、ご、ごめんなさい!」 吉井君はスクッと立ち上がると、制服のズボンをなおしていた。 急に立ち上がったから立ち眩みがしたんだ… それで倒れてしまって… その先を思い出すと…ドクン!と心臓が飛び跳ねて、顔が瞬く間に熱くなってくるのがわかる。 はっ、恥ずかしすぎる! 吉井君の顔が見れない…