『いやぁ〜、すごい雨だね。
実家に避難しようと寄ったら鍵がなくてさ…。
君がいて助かったよ』
窓から慣れた様子でリビングに入ってくるお兄さん。
キッチンに向かうと、冷蔵庫から何か飲み物を取り出してゴクリと飲んだ。
「吉井君は今シャワー中です」
『知ってるよ?』
「え?どーして?」
『だってさっき、そこで抱き合ってたじゃん?
エッチの前にシャワーする男とかキモイよね。ハハ。』
……////
「…//そっ、そんなんじゃ…。
いつから見てたんですか!!??」
『う〜ん…。
2人が真剣な顔して話してるくらいから?
あいつと結婚するの?』
………////
「それは…まだ、わからないこと…ですから」
『ふぅ〜ん…。
でも、あいつ嘘つきだよ?』
「へっ?」
吉井君と顔は似てるケド…
何かがちがう。
お兄さんは、寂しい目をしている。

