なんて気持ちの良いシャワーなんだろう。






頭の先から全身をマッサージしてもらっているみたいだ。






高そうなシャワー。






気持ち良すぎて、涙がでちゃうよ。





シャワーなのか、泣いているのかわからない。






だけど、心の中はズシッと石が落ちてきたみたいに重かった。





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……………
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脱衣場で着替える。





ジャージのズボンにTシャツ。



さすがに高身長の吉井君のものは大きい。






私はサッと着替えてリビングに向かった。






広いリビングのソファに腰かけている吉井君。







「お風呂ありがとうね。気持ちよかったよ。あと、着替えも…」





『あー、それ…なるべく小さなのを選んだんだけど、やっぱり大きかったね』





「はは…。」





『座って。レモンティでいい?』






「うん。ありがとう」






吉井君のいれてくれたホットレモンティの湯気がたつ。






「おいしい」






『そう?それは良かった』




ソファーに並んで座っている。