「いい…ですよ//」





ゆっくりと目を開ける早坂さん






恥ずかしい//







白いビキニ姿を早坂さんにさらけ出してしまっている

胸ナイのに…





ドッキ…ドッキ…ドッキ…




私の鼓動は
だんだん速くなる





早坂さんは相変わらず不機嫌そうな顔をしているのに…






私が自意識過剰なだけだ!






見られてもないのに…






勝手に熱くなって…






ドッキ…ドッキ…ドッキ…






『はぁ…。』






ため息をつく早坂さん





そうだよね…

こんなところに隠れるハメになってしまって…

私ってホントにめんどくさい奴だな…






だけど…

こんな気持ちを知られてしまったら…

もっとめんどくさい奴になるんだろうな…







触れて欲しいって…//





触れたいって…//






恥ずかしくて絶対に言えないし、これ以上めんどくさい奴なんて思われたくないから…





この気持ちだけは絶対にヒミツ……―。







更衣室ではしゃぐ男子高校生たちとは相対して


シャワー音だけが流れる2人の異質空間





私の心臓の音だけがうるさくて…

鳴り止むことはなかった