「そっ…それは……」






何て応えればいいのかわからなかった









『あの、花戸の医者?』






「…………。」






『俺言ったじゃん…

年上なんてやめとけって…』






「いいの、いいの。ハハ…。片想い覚悟で好きになったんだし…

私が勝手に好きだっただけだから…」








『ちょっと、ごめん…』







そう言った吉井君の手が
おろしていた私の髪をフワリと持ち上げた!!










「なっ//ナニ?
吉井君…そっそういうのは、もう…困る!!」







慌ててガードする私をよそに
髪の毛から手をパッと離す吉井君






『やっぱり…』







「えっ??どーしたの?」