***早坂先生side***



『何が“ぜんっぜんわかんないもん!”だ??

俺がせっかくブレーキかけてやったのに…

おまえがスイッチ入れたんだろーが!!』









「ハァ…ハァ…。
そっ//そんな…ハァ…つもりじゃ…ハァ…ハァ…ハァ…。//《ウック//》」







キスして言葉を遮る







こいつ…ほんっとに何もわかってねー……






顔まっ赤にして、今にも泣きそうな顔で突然ワガママ言ってくる

“ぜんっぜんわかんないもん!”






俺は、ムカつく男のキスマークに自分のを重ねたら
そこで終わるつもりだったんだ……







なのに、いちいち挑発してくるなんて…
調子狂うじゃねーか!






こんなだから
まんまとキスマークなんかつけられるんだ!







しかも今日に限ってこんなひらひらしたワンピース着てくるなんて…








襲ってください!って言ってるよーなもんだぞ?







―もそっ…―





ワンピースの裾から侵入する





「ちょっ…//早坂さん…?
ストップ!ストップ!!ストーップ!!!」







『バーカ!!
もう無理だ…!きかね!』





ストップなんてできるわけがない…
もう、手が勝手に触りたがってんだから…