それから私たちは他愛ない話しをしながら歩いた。
王子様と話していると心があったかくなる。
時折、王子様と目が合うと、慌てて大きな声を出してしまった。
そのたびに恥ずかしがる私を見て、『おもしれー』とお腹を抱えて笑う王子様。
そんな笑顔と他愛ない会話のおかげで、図書館に着く頃には、さっきまでの恐怖は消えていた。
『じゃ、気をつけて帰れよ!』
そう言うと、王子様は右手をあげて爽やかに去って行った。
王子様と話していると心があったかくなる。
時折、王子様と目が合うと、慌てて大きな声を出してしまった。
そのたびに恥ずかしがる私を見て、『おもしれー』とお腹を抱えて笑う王子様。
そんな笑顔と他愛ない会話のおかげで、図書館に着く頃には、さっきまでの恐怖は消えていた。
『じゃ、気をつけて帰れよ!』
そう言うと、王子様は右手をあげて爽やかに去って行った。

