俺は怒り任せに肘でドアを開けると
あいつをその辺にてきとうに降ろした
驚愕の景色に目をまんまるくしているあいつをよそに
ゴミ袋を渡す
『することねーなら、
片付けてくれ!
俺は寝る!
あの辺の資料は大事だから捨てるなよ!
終わったら起こせ!』
手短にそれだけ伝えるとベッドにダイブ!!
俺はすでにエロモードにスイッチが入ってたんだ!
スイッチを切るには寝るしかねーだろ!!!!
かっこわりぃ…
サイアク…
屈辱的な思いも一瞬のうち
連日の仕事での激務に酷使されているカラダは
やっと居場所を見つけたかのように
ベッドに吸い付くように深く沈んでいった
それと同時に、俺も意識を手放した……―