「おっはよー♪
けいちゃん!
昨日どーだった??」






登校して真っ先にけいちゃんの席に向かう







『うーん……
まっ、予想通り好きにしなさいって感じだったよ。ハハ…』






「そっか……
さすがだね!!
理解あるよねー…――」







『ハハ…。まぁね…
愛音のお母さんとはタイプが全く違うよね?』








「うん。
でもね、私、お母さんから脱皮することにしたの!!
お母さんにはお母さんの考えがあって……

私はわたしで……」







アレ?うまく話しがまとまらないや……







『なぁーーーに??
愛音が珍しく考えこんじゃったの?
なんかあった??』







「べっべべつに……
なにも……ない…/////」







けいちゃんは今考えることがいっぱいあって忙しい…






私の恋沙汰なんて話したら迷惑だと思った







なのに……






『隠しごと、ぜ〜んぶ白状しろぉぉぉぉぉぉ!!』






私の肩をつかんでガクンガクン前後に揺らすけいちゃん








「わっわわわかった…」






降参した私は
けいちゃんの耳元で





「ゴニョ…ゴニョ………
……――………
…………」








本当は話したかったんだ