『うーん…
週に1回でいいんでお願いします!!
うちのねーちゃんボーッとしてるから国立じゃなくても受からないかもしれないんで……』







「優成!もうっ!いいから…」






いきなり何を言い出すの?
ボボボ////なぜか顔の温度が上昇していく…――








そんなの…
無理に決まってるじゃない







『ワリィけど……
他あたってくれ!
俺マジで忙しいんだわ。』






ほらっ……






なんだか惨めだ…――





顔の温度は急激に下がった








『夜でいいんですよ!
俺がうまいこと母さんには言いますから!!』






『無理だね!
当直も週に2回してるし、そんな時間ないわ…――』』









「もう、優成やめて!!
早坂さんに迷惑よ!!」








優成をキッと睨んでみるが、私にはお構い無しのようすで







『じゃあ、俺、早坂さんの病院行って今日のことお礼しに行っちゃおかなー?
まるで熱いスーパーマンでした!!って……
そしたら看護婦さんたちは目をハートにして近づいてくるでしょうね?』










『おぃ!生意気なガキだなぁ。まじで迷惑だからやめろよ!!』







急に声色が変わった早坂さん







少しイライラしているように見える