む☆げん愛



重い空気を切ったのは亮ちゃん。





『ちょぉ!お前こい!』





けいちゃんの腕を引っ張って部屋を出ていってしまった。






気がつけば看護婦さんもいなくなっていて、早坂さんと2人きり。







『まっ青……
さっきまでまっ赤だったのにな!クックックッ…』





急に聞こえた声のほうに視線をやると




さっきまでの品行方正な早坂さんはどこへやら?



いたずらな笑みを浮かべている。







「そんな……からかわないでください!
今それどころじゃ……」






『フッ……赤ちゃん諦めちゃうかも……とか思って心配してるんだろ??』





「……………。」


図星でなにも言い返せない。






『大丈夫だろ!?
産むよ!!』





「そんなこと……決まってないじゃないですか。
何で言いきれるんですか!」





『うーん…勘…??』






「ちょっ!!!信じられない!」




私が真剣に悩んでいることを“勘”で解決されちゃ、考えてる私がバカみたいじゃない!






ぷぅと頬を膨らました。






『あっ!
今度はまっ赤になってきた。クックッ…』






「サイテー!!」