琉莉は、俺の隣りでずっと笑っていたいって言ったけど、


それは俺も一緒だ。



俺も琉莉の隣りで笑っていたい。



琉莉がいない人生なんて考えられない。



嘘偽りのない気持ちだ。



「恭、夢叶えてくれてありがとう」




そう言って、メロディーに乗る君はとても綺麗だった。



やっぱり琉莉は歌ってる時が一番輝いてる。





――仕事も恋愛も、


俺達にとってはどっちも大切で、どっちも欠かせない。



俺が世界一である事も、そして俺が琉莉の隣りにいる事も、



これからもずっと変わらない。



……そう。



これからもずっと……――