「じゃ琉莉はどう思うの?
恭介に告白してフラれた人達を」
「…えっ……」
「恭介にフラれるのをわかってても、
それでも告白する女がいるんだよ?
その子達だって怖いって思ってたはず。
けど勇気を持って告白した」
舜哉の言葉は、あたしの痛い所をついたようだった。
そうだよ…。
恭介に告白して、フラれた人はたくさんいる。
あたしも泣いてる人見た事あるもん。
恭介が彼女……特定の女の子を作らないって知ってても、告白するが人いる。
あたしはその人達みたいに、まだ何も踏み出してはいないんだ。
そっか……。
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