―――― ――――――… この地位に立つと、様々な仕事が舞い込んで来る。 テレビ出演だったり、ドラマのオファーだったり。 スケジュールを見ればもう半年はぎっしり詰まってて、1年先を見ても少なからず仕事が入ってる。 忙しいけどモデルの仕事をしてると俺が俺らしく居られるようで、 すごく良いんだ。 「恭介君、テレビ出ない?」 「またですか……」 「毎日のようにオファーが来るんだよ…」 「どうにかしてください、社長」 「だってぇ~…」 だってぇ~、じゃねーつうの。 俺はテレビには出ねーよ。