昔イザコザあった人からも認めてもらえて、世界中にファンがいる恭介は、やっぱりあたしの憧れ。 だから正直、あたしはまだ未熟に思えちゃう。 恭介の隣りに立って恥ずかしくない人になりたい。 改めてそう思うんだ。 「琉莉」 「ん?」 「久し振りに…」 「いいよ」 恭介と一つになれる瞬間は、あたしにとって幸福の時間。 甘い声であたしの名前を呼んでくれる。 深くて甘いキスをしてくれる。 あたしにしか見せない顔をしてくれる。 事情が終われば、恭介が抱き締めてくれる。 凄く幸せな時間なんだ。