「はぁ~、面倒い」

「仕方ないじゃん…」



学園祭二日目は晴天だ。



訪れる人はたくさんいるはずで、売上がさらに期待される。



そんな期待もあるからか、今日の恭介のテンションは昨日よりはるかに低い。



そのため、朝から恭介は学校来るのを渋った。



学校に着いた時はもう開店準備は万端だった。



恭介は今誰もいない教室で着替えてる。



見張り番としてあたしはいるんだけど…。



この教室の棟は誰も使わないから、見張り番なんていらないんだろうけど。



「恭が早く歩かないから、こんな所で着替える事になったんだよ~」