「あらまぁ、恭君執事になっちゃうの?
おばさん、見に行こうかしら」

「いや、いいっす…」

「嘘うそ、冗談よ」



久し振りに恭介が夕食をあたしん家で食べた。



その時学園祭の話になった。



「恭君って学園祭初めてだよね?」

「だから楽しみではあるんですけどね…」



そう言った恭介はまだ嫌っぽい。



でも仕方ないかなぁ~って感じにはなってる。



「琉莉は何するの?」

「裏方かな?
料理とかするのかな?」

「料理だけは止めときなさい。

「わかってますよー!!」



あたしが料理下手って自分で分かてるんだから。