何で執事喫茶かよ…って愚痴を零す恭介。



「恭介ならピッタリだろ」

「奏太…」

「女子うけも良いだろうしな」

「涼平…」

「お帰りなさいませお嬢様、だっけ?」

「舜哉……てめぇら…」


青筋が出て来てるんだけど…。



「お前が決めたのかよ…」



怒りにみちたその声で身震いした。



恭介の言うとおり、執事喫茶っていう意見は3人が出した。



多数決の時は全員一致だった。



「俺達だって執事になるんだぜ?
文句あんのか?」

「…………」



奏太と舜哉は演ってみたいって興味本位だったじゃんか…。