でも俺がこれ以上耐えれるかって言われたら不安。 「…恭介、不安なんて誰にでもある。 お前はれっきとした世界一なんだ。 もっと自信を持て」 「はい…」 キャメロンはこの後仕事があるからといって、その場でわかれた。 「はぁ~…」 家に帰った俺は、自分のベッドに俯せに倒れた。 日本で仕事するって豪語したけど、自信ねぇ~…。 「恭介、帰ってるか?」 「父さん…」 「今日母さんもここに泊まるそうだ。 久し振りに家族がそろうな」 母さん…こっちに来てるんだ…。 「恭介?」 「なんでもないよ…」