「まぁ恭君が?
それはよかったわ!!」

「また晩ご飯とか世話になるかもしれないけど…」

「そんなのいいわよ!!
恭君も世界一なのよね~」

「まったく。
あっちでは仕事のし過ぎで旦那が世話やいてるらしい」

「仕事熱心だもんね~」



ママとおばさんが話してるけど、あたしの耳はその会話を聞き取ってない。



あたしの頭にはおばさんの言葉が駆け巡る。



恭介が帰って来る。



また、あたし達の所に戻って来る。



ヤバい…泣きそう…。



昔は毎日のように会ってた幼馴染みと1年以上も会わなかったんだよ。



やっと会える……。