――――
―――――――




「ははっ、恭介はそんな事で悩んでいたのか!!」

「そんな事じゃありませんよ……」



年明け後の初仕事はキャメロンと同じだった。



休憩時間に俺の悩みを聞いてもらった。



キャメロン…全世界一に相談するのも気まずいけど、社長にはもっと相談出来ないと思う。



「ははって笑ってるけど、実際俺も悩んだ事あったな……」

「そうなんですか?」

「あぁ、どうしようもなく悩んだよ。
見つける為に個人事務所を開いたけど未だに悩んでる。
まぁ俺の場合、恭介の年頃で悩んでないから」

「そうですか……」



俺はどうすればいいんだろう…。