あまりにもあたしがおちょこちょいだから、近くにいたジョンにも怒られた。
「琉莉、」
「大丈夫だ」
「俺達がついてる」
「うんっ!!」
この日の、darkangelとの共演の日の為に頑張って来たんだ。
あたしは歌手。
あたしは1人じゃない。
――あたしは大丈夫。
「っ………」
とても切ない歌詞。
失恋した女の子が最後には新しい恋に向かう。
シャナ達のとは似ても似つかない。
歌い終わった後は何も考えられなかった。
覚えていたのは、観客の観賞に浸った顔だけ。
後は何も覚えてない……。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…