な、何で…。



何でdarkangelがっ!?



「ちょ、マジでかよ!!」

「きゃあっ~~」

「本物だぁ~~」



奏太が声を上げたのを筆頭に、みんな騒ぎ出す。



「質問とかは後でしろよ。
席は後ろがいいだろ。
あ、日本語わかんねーか」



先生が英語で話してる時、あたしの脳はフル回転だ。



2人の登場に奏太やクラスメイトだけじゃなく、舜哉も涼平でさえも驚いた。



「嘘…でしょ…」



あたしの声は悲鳴に飲み込まれる。



席後ろって、あたしの隣りしかないじゃん。



有り得ないんですけど……。