世界一が目の前にいる。



それだけで緊張がピークだ。



「今日はよろしく。
これから長い付き合いになるだろう」

「はいっ!!」

「じゃキャメロンまた後で。
恭介君、控え室に行こう」



社長…あんた凄いよ…。



あんな大物見てもビビらないなんて。



「社長はキャメロンさん見て緊張しませんか?」

「ん…僕モデルじゃないし。
しかも雨宮陽斗社長を見てるしね」

「そっか……」



社長はキャメロンより凄い奴を見てるんだった。



そう思うと、社長がどんなに凄いか実感。



「衣装に着替えますね」



いよいよ始まる……。