―――― ――――――― 「ふぅ~…」 呼吸を落ち着かせる。 「……よし」 この先に世界一がいる……。 既に世界一、キャメロンは別の撮影をしている。 「あ、恭介君!!」 「えっ、社長っ!? 今日は来ないはずじゃ……」 「無理やり仕事詰めたんだよ~…。 どうしても僕、今日の撮影に携わりたかったからね」 「はぁ~…」 この社長だし、やりかねないとは思ってたけど……。 どうやってあの恐い秘書を説得したんだろう。 見るからに弱そうなんだけどな……。 まぁ1人じゃないから少し安心出来る。