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「奏太っ!!」

「ちょっ…涼平っ!?
マジでごめんって」

「いい加減学習しろって」

「いいじゃん?
羽月さん、俺駄目だった?」

「いいと思うよ、奏太君らしいし」

「羽月さん……。
はぁ…後々が大変なんですよ……」



楽屋に戻ると涼平と奏太の言い争い。



羽月さんはその2人を見て面白がってる。



舜哉はマッサージに行った。



あたしはと言うと、楽屋の隅で、奏太同様毎度の事ながら、泣いていた。



足はフラフラだから歩く力は残ってない。



たくさん歌ったから、声も出したくない。



疲れた……。