《続いてキングは……

キョウスケ、スギヤマっ!!》



「…………は?」



歓声が講堂の中を包む。



「え……俺?」



何が起こったかさえも分からず、ただ呆然とする。



えーっと……。



俺がキングって事だよな?



「マジかよ……」



有り得ねぇ~…。



「これから学園の発展の為に頑張ってくれ」

「はぁ…」



やっちまったよ俺……。



「おめでとう恭介」

「シャナ……」

「これで学校のトップだね。
気分いい?」

「…………」



よくねぇよ……。



つーか俺、これからどうなんの?