「この人形に、琉莉が普段使ってる香水ブチまけて、匂いつければ?」

「えっ……」

「そうしたら、恭介はいつも琉莉の匂い嗅ぐって事だろ?
琉莉を意識させるのにはいいじゃん」

「奏太……」

「ついでに俺のエロ本は欲求不満を解消する為」

「…………」



最後の言葉はよけいだけど、でも良いかも!!



「じゃあたしこのお人形さんにする!!」



クマの可愛いお人形さん。



あたしのリルちゃんより小さいけど、それでも触り心地は良い。



恭介、喜んでくれるかな…?



「琉莉、会計終わらせろ」

「はーい」



さて、帰りますか。