"栄光"と謳われた、伝説のモデル。



それに近い人物…。



「キャメロンは確かに近いって言われてる。
でも、僕は恭介君の方が近いと思うよ」

「でも社長、俺の実力じゃあんなオーラは……」

「今は、でしょ。
僕と君は手を組んだ。
これからが君の実力を発揮、開口するんだよ」



俺の実力…。



そうだ。

俺の戦いはまだ始まったばかりだ。



今から弱音吐いてちゃ駄目だ。



「社長、俺、あの人達を超えます」

「その意気だ」



世界一のキャメロンも、伝説のモデルも、

俺なんかより遥かに凄い。



でも俺もいつかはその域に達してみせてやる。