「広っ…!!」 案内された社長室は、すげぇデカい。 規模が違う。 それだけこの事務所は実績修めてるって訳だ。 「恭介君、自由に座ってね」 「あ、はい…」 自由に座れって言われても…。 俺はソファに座った。 「恭介君は早速仕事が舞い込んで来たんだ。 日本一の実力をみたいって事だろうけど」 「そうなんですか!?」 「そうそう。 これで印象が良かったら、間違なく世界の仲間入りだ」 世界の仲間入り…。 やっと… やっと…… 世界に……。 「だからね」 「……?」