俺の意志は堅い。
もう後戻りは出来ないんだ……。
――――――
――――――――…
「そうか…。
恭介君、わかってるのか?
今の現状でアメリカ行くのは難しい事…」
「わかってます。
まだアメリカ行くのは早い事ぐらい。
日本でもう少し実力を付けてからで良い事も…」
「なら何故?」
「挑戦したいんです、自分の実力を。
でなきゃ俺は前に進めないと思うから…」
事務所の社長達の反応はわかってた。
当たり前の反応だと思う。
俺みたいな逸材を手放したくないんだ。
わかってる事ではある。
でも……。
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