話し相手…って言うか、一方的にあたしが話しかけてるだけだけど…。



リルちゃんはいつもあたしの心の支えだ。



「そういやね…
恭とね……」



キスしたんだよ…。



どんな理由でキスしたかわからないけど、原因があたしかも知らないけど…。



少し、少しだけ嬉しかったんだよ。



ファーストキスなんだよ…。



「はぁぁぁあ~…」



もーヤバいっ!!



明日、ちゃんと顔向け出来るかな…?



「リルちゃん…どうしよっ…」



あたしはギュッとリルちゃんを抱き締めた。



リルちゃんから勇気もらおう。