「あ、そういや涼平が探してた」 「何かあったっけ?」 「仕事の事じゃねーの?」 「う~ん。あたし何かしたかな…。 ありがと奏太!!」 そう言って琉莉は去って行った。 奏太…? なんか企んでる? 「さて、と。 琉莉は行ったし、ここからは俺とお話」 「やっぱり…」 奏太はわざわざ呼びに来る事はしない。 ただでさえ面倒臭がりな奏太が。 って事は、やっぱり…… 「琉莉の事か?」 「さすが恭介、正解」 なんか琉莉絡みが多いな…。 琉莉になんかあったのかよ…。